COQTEZ ブランドが目指すもの

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2017年10月8日午前7時に配信された「乗りものニュース」さんの記事は、Yahoo!、Google、LINEなど次々と大手webニュースメディアに掲載され、大変ありがたいことに 『国鉄の香り』 が日本中に知れ渡ることになりました。

車内を再現、「国鉄の香り」商品化へ!? 制作者と識者に聞く、そもそもどんなにおい?

この商品は、COQTEZ(コクテツと読みます)ブランド立ち上げにあたりその中心的なイメージとなること(CHANELで例えればNo.5のような存在)を意図しています。

ついに!COQTEZ 『 国鉄の香り 』ルームフレグランス 初の商品化

COQTEZ Shop @ Amazon

1.メッセージ

COQTEZ の理念を一言で表すと、『国鉄の香り』 ルームフレグランス製品版パッケージ表紙裏の箔押しそのものになります。

Box inside scent of JNR
COQTEZ Philosophy

これは訳すと、

日本国有鉄道の思い出から

もし高度経済成長期の光の部分が昭和30年代当時の素晴らしい鉄道車両を生み出したのであれば、世界がわたしたちの世代を超えた子供たちにとってより良い場所になるために、国鉄の伝説のリーダーたちの愛と情熱に発想を得た私たちの製品によりこの21世紀に光をもたらす一翼を最大限担うお手伝いをさせていただきます。

という意味です。

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2.ステータス

Brittish Steam Locomotive 60613 - Tornado
21世紀に入ってから新製されたイギリスの蒸気機関車60163、英国王室チャールズ皇太子とカミーラ夫人による TORNADO号 正式命名式。2009年2月19日、York 駅にて。/ TORNADO 21st CENTURY STEAM by Jonathan Glancey, BOOKS ON TRACK

 

これは実際に私が数年前現地に行って直接聞いてきたことですが、鉄道発祥の地イギリスでは、蒸気機関車は日本人にとっての神社仏閣のようないわば”神聖な”存在なのだそうです。イギリスには今でも100以上の保存鉄道がボランティアの力を借りながらそれぞれ営利組織として運営され、一つの産業を形成するほどの規模になっています。そうした保存鉄道の多くは蒸気機関車を動態保存していますが、本人の遺言により遺灰を火室に撒いてほしいという依頼を受けるのは今でも珍しいことではないのだそうです。そうした保存鉄道は、貴族からの資金援助やイギリス王室からのバックアップも受ける一流の存在です。

日本最初の官営鉄道は、おもにイギリスからの技術支援を受けて建設されました。その後、鉄道院へと引き継がれたその一流の伝統は戦後日本国有鉄道として発足し、十河信二総裁と島秀雄技師長率いる開発チームが生み出す数々の名車が「夢の超特急」東海道新幹線の実現へとつながってゆく昭和30年代の黄金時代を築きました。

COQTEZ ブランドの製品を手に取っていただいたときに、十河総裁のこの熱い思いが皆様にも直感として伝わることを願っています。

私は君達若い者に『』を与えてやりたいのだ

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3.デザイン

ロゴの由来は、国鉄時代の駅名標の下のほうに特定エリアを表すために一文字を四角で囲った印です。そこに、十河信二第四代国鉄総裁へのリスペクトから「十」の字をいただき、アレンジいたしました。

駅名標
By RJD – RJDが撮影, CC 表示 3.0, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=2862660