コラム:島技師長の設計思想

プロダクトつまり工業製品は、その設計者に似るといわれます。新幹線だけでなく、有名な蒸気機関車「デゴイチ」ことD51も島技師長の作品です。そのデザインには、合理的で控えめかつシンプルな美しさのなかに格調の高さを感じます。

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国鉄の歴史(20):巨額債務のはじまり

十河総裁なき後の国鉄は、昭和39(1964)年度決算から赤字へと転落し、その後二度と黒字になることはありませんでした。この年、収入の6,002億円に対して支出が300億円上回りました。そして、翌年以降さらに毎年雪だるまのように債務が膨らんでいったのです。

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国鉄の歴史(18):ヤング・ソルジャー

昭和55(1980)年に真木洋二が書いた、十河の後を継いだ国鉄総裁が主人公の「ヤング・ソルジャー」(日本経済新聞社刊)という小説があります。登場人物は仮名ではありますが、恐らく史実にかなり近いものと思われます。

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