COQTEZ ブランドのポジショニング

史上初 『国鉄の香り』 ルームフレグランスの衝撃的なデビューから始まった COQTEZ。今回は、そのポジショニングについてお話します。

1.独自性

日本が明治維新後の近代国家としてのインフラを築くにあたり、鉄道はそのはじまりから定点間大量輸送の交通手段としてとても重要な役割を果たしてきました。その一流の伝統は、ここ日本においても古くから趣味の一つの分野として定着し、航空機やバスなど他の交通手段と比較してもその趣味人口は何倍もいるといわれています。

とはいえ、私個人の目から見たときに鉄道に対する興味は2つの極端なタイプに偏っているように思えます。それは、非常に専門的な鉄道技術もしくは知識を何らかの形で満足させるものと、明らかにおもなターゲットが小学生以下の子供たちに向けたものです。

いずれも存在意義のあるものですが、専門的な知識がなくとも鉄道(特に国鉄)に注がれた伝説のリーダーたちの愛や情熱を感じられるような、純粋に心を豊かにする上質なものを提供するブランドがあってもよいのではないかと考えました。

2.バランス

世界は女性が半分、男性が半分で構成されています。

ある女性が一人の男性に、「趣味は何ですか?」と尋ねたとします。

「飛行機が好きです」と答えたら、たぶん殆どの女性は「パイロットとかカッコいいですよね!」とか、「私も海外旅行に行きたい」とか返すのでは?

「車が好きです」と答えたら、これも恐らくかなりの割合でその女性は「私は〇〇が好き!」とか、「○○カッコいいと思う」とか反応すると思います。

「電車が好きです」と答えると、個人的に経験があるのですが、あの表情が固まって2秒くらいの沈黙が流れたあとに「あ、そうなんですかー!あはは」みたいなリアクションをされることが多いのはなぜでしょう?(笑)

私はそういう世界を変えたいと思っています。

3.役割

地球環境の問題を鉄道という分野からの切り口で見ると、十河信二第4代国鉄総裁と島秀雄技師長率いる国鉄が昭和30年代に開発した夢の超特急「新幹線」が登場することで、環境負荷が他の交通手段と比較して最も低い鉄道の長距離を結ぶ交通手段としての地位が確実なものとなりました。

そこには、島技師長の地球環境を守ることへの秘めた熱い思いがその根底にあったからなのではないかと私は考えています。

ひ孫の世代に当たる私たちには、いわば大量生産・大量消費により破滅的な結末へ向かって走る世界という列車の行先を持続可能な世界へと変えるミッションが与えられているのではないかと思います。