5/31に終了した、福岡市貝塚公園 ブルートレイン保存車両 ナハネフ22 1007 再修復プロジェクト 2017 でお礼の品の一つとして準備していた「国鉄の香り」フレグランスについてのお話です。
※ 現在 Amazon.co.jp にて25ml入り製品版パッケージをご購入いただけます。
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1.『国鉄の香り』とは一体何?
ブルートレインを含めて、昭和30、40年代頃の国鉄車両の車内に入ると、独特の匂いがします。車内公開イベントでも、「あー、この匂い懐かしいね!!」とおっしゃられる方は本当に大勢いらっしゃいます。あの匂いは、消毒剤の匂いなのだそうですが、国鉄青モケットの座席と相まって何とも落ち着きます。
2.開発秘話
人間の持つ五感と鉄道趣味の関係で考えると、写真は視覚に訴え、走行音は聴覚に訴え、乗り心地は触覚に訴え、駅弁は味覚に訴えます。これらはいずれも再現可能なものになっていますが、臭覚に訴えるものはこれまでどこにもなかったのでは?しかも、体の中で臭覚を感じるところは脳に近くダイレクトに届きます。
せっかくなので、この世界にどこにもない、新しいものをお礼の品として作りたい。そう考えて閃いたのが「国鉄の香り」でした。
しかしながら、こんなクレイジーなアイデアにまともに取り合ってくれるメーカーなどそうそうありません。知り合いを通じて、バリバリーの吉田さんに相談してみました。案の定、最初やんわりと断られましたが、そこを何とかお願いしたい!頼み込んで試作を何度も重ねていただき、ついに出来ました。しかも、最終サンプルはあの「国鉄の香り」を見事に再現しているだけでなく、何とも安らぐ匂いに仕上がっています。
バリバリーさんのこだわりで、通常一般に市販されている精油は使わずに医療用の精油しか使わないという、自然由来の原料のみに徹底したオーガニック仕様になっています。そのため、材料の供給量も限られている上に一度に製作できる量も限られるという大変貴重な逸品になりました。
こちらが実際に開発していただいたバリバリー須山さんのブログです。とても面白い記事なので、是非お読みください。
3.サンプル
このフレグランスの最終サンプルを、ブルートレインのイメージにマッチする青いボトルに入れて、国鉄青モケットクッションとセットでお届けする予定です。是非クッションに吹きかけてから目を閉じて「国鉄」の世界を感じてください。
こちらのボトルに入れてお届けします。(7ml)