【リターン】A4クリアファイル

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5/31に終了した、福岡市貝塚公園 ブルートレイン保存車両 ナハネフ22 1007 再修復プロジェクト 2017 でお礼の品の一つとして準備していた「A4クリアファイル」のお話です。

1.コンセプト

鉄道は、自動車や航空機などの他の交通機関と比較して最も環境負荷の少ない、エコな乗り物です。移動手段として列車を選ぶことは、自然環境の保護のために普段の生活の中で私たちができることの一つとも言えると思います。

島秀雄国鉄技師長はその後宇宙開発事業団初代理事長に就任されましたが、環境問題に関心を持たれ、日本のロケットの燃料を地球にやさしい酸素と水素を使ったものにするよう尽力なさいました。

今回のお礼の品の一つに、普段使いでどなたでも有効活用できる文房具をラインナップに加えたいと考えました。その結果、A4サイズのクリアファイルであれば、職場でも学校でもご家庭でもきっと有効活用していただけるのではないか。そして、その素材もできる限り環境に配慮したものにすることにしました。

2.素材

A4クリアファイルは、一般的なポリプロピレンを使えば、オリジナルデザインのものであってもそれなりの数量を制作すればかなり安価なコストで生産できます。

しかし、植物系分解性フィルムだと環境負荷が最も低く抑えられます。これは、トウモロコシなどの植物の成分から製造される材料です。植物系生分解性フィルムは、使用後に土中や水中に埋めると、水と二酸化炭素に生分解され、そのまま自然に還ります。ポリ乳酸を主原料としているため、燃焼時に発生する二酸化炭素量は、他のプラスチックと比較すると少なく、環境により配慮した材料となっています。

良いものを次の世代に引き継いでゆきたい。それが今回のプロジェクトの根底にある思いなので、正直ポリプロピレン素材を使うより何倍もコストがかかるのですが、あえてこの植物系分解性フィルムを使うことにしました。

大同紙工印刷株式会社 プラスチック素材について

3.デザイン

デザインは、今回の修復対象となるナハネフ22に加えて、ブルートレインの編成全体への電源供給車であったカヤ21、牽引した様々な機関車の中からEF58とEF65 500番台をモチーフにオリジナルキャラクターに仕立てました。

ナハネフ22
ナハネフ22
カヤ21
カヤ21
EF65 500
EF65 500
EF58
EF58
A4クリアファイル(裏面)
A4クリアファイル(裏面)

Design by SAKURANBO.TOKYO

 

皆様の普段の生活の中で、是非このポップなデザインのA4クリアファイルをご活用ください!!

次の記事 :【リターン】パンの缶詰

 

「新幹線をつくった男 島秀雄物語」 髙橋団吉著 小学館

Ryu Takahashi
Ryu Takahashihttps://coqtez.blog
髙橋 竜(たかはし りゅう) 横浜市生まれ、ロサンゼルス育ちの48歳。法政大学経済学部卒。所属は、某外資系IT企業と COQTEZ ブランドをプロデュースする合同会社ビイエルテイ 代表。ボランティアとして、福岡市に保存されている国鉄ブルートレイン車両「ナハネフ22 1007」の保存修復活動を2009年より継続中(任意団体 ナハネフ22 1007修復プロジェクト委員会 会長)。横浜市在住。趣味は鉄道(メインはやはり国鉄)、料理、ドラム。愛が込められたプロダクトデザインとしての国鉄車両とあらゆる意味での持続可能性が高い経営という組み合わせの実現を夢見ています。

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